ホワイトニングとクリーニングの違いは何ですか?
ホワイトニングをすると歯が弱くなりますか?
ホワイトニングによって歯が弱くなったり、むし歯になったりすることはありません。ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素や過酸化尿素は、熱などによって活性化されると酸素と水に分解されます。この分解された酸素が歯の内部の色素と結びついて、着色物質を無色透明にすることで歯が白くなります。ホワイトニングを行っても歯の構造は変わらないため、歯が溶けたり脆くなることはありません。ホワイトニングによって歯がしみるのは、薬剤による刺激が歯の薄い部分や元々ある亀裂から歯の神経に伝わるために起きる症状ですが、あくまでも一時的なものでホワイトニング後に歯にダメージが残ることはありません。
ホワイトニングで白くなりすぎることはありますか?
ホワイトニングの方法や時間によって歯が白くなる程度には違いがありますが、1回のホワイトニングで心配されるほど真っ白になることはありません。通常、ある程度白くするためにはホワイトニングを数回繰り返し行うが必要があります。当歯科室では、ホワイトニング治療を行う前にどの程度の白さにするかご相談してからホワイトニングプラン(ホワイトニングの方法や時間)を決定しております。歯の質や構造によっては、同じ歯でも部分的に早く白くなったり不透明になったりする場合がありますので、その可能性がある場合には事前にご説明しています。