ファイバーコア(歯の土台)

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豊富な矯正経験のある五十嵐歯科室

ファイバーコア FIBER-CORE

年間矯正症例
150~400
インビザライン・
ダイヤモンド

インビザライン・ファカルティ(公認指導医)

※院長はインビザライン社から直接依頼を受け、インビザライン治療を提供している歯科医師に、診療の助言や情報提供を行う講師(ファカルティ)です。

インビザライン・ファカルティ
(公認指導医)

※院長はインビザライン社から直接依頼を受け、
インビザライン治療を提供している歯科医師に、
診療指導や講演を行う歯科医師です。

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ファイバーコアとは

ファイバーコア

ファイバーコア(ファイバーポスト補強型レジンコア)は、グラスファイバーのピン(ポスト)で補強したプラスチック(レジン)の土台で、2003年に厚生労働省に認可された新素材です。

ファイバーコアは、歯に似たしなやかさがあるため、根を壊しにくく、特に、歯質の大部分を失った歯に適切な土台(歯にやさしい土台)です。

メリット

  • 硬さや弾性が歯とほぼ同じため、歯が割れる(歯根破折)のリスクが低い
  • 強度があり耐久性がある
  • 光の透過性があり歯に似た白さのため、自然で透明感のある美しい歯を再現できる(金属による暗い影がないため、オールセラミッククラウンに適切)
  • 金属の溶け出しによる歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーなどの心配がない(メタルフリー)
  • 歯を削る量が少ない(口腔内で製作する直接法の場合)
  • 再治療が必要になった場合も除去が容易

デメリット

  • 術者のテクニックや歯の環境によって予後が左右されやすい(口腔内で製作する直接法の場合)

リスク・副作用

  • 歯が薄いなど歯の状態によっては強い力で歯根破折が起きることがあります。

ファイバーコアの治療例

治療例

上顎の中央の前歯2本が差し歯(メタルセラミッククラウン)でしたが、歯の根元の部分に黒い変色がみられました。審美的な改善を希望されたため、差し歯を除去してさらに内部の黒く変色したメタルコアも取り外しました。

残存している健全歯質が少なかったため、耐久性と審美性に優れたファイバーコアで補強し、歯の土台の治療後に、メタルフリーの被せ物(オールセラミッククラウン)で自然な前歯を再現しました。患者様の高い満足感を得ることができました。

主訴 差し歯の変色が気になる
治療方法 ファイバーコア&オールセラミッククラウン
治療期間 約3週間


治療前の状態 上顎前歯の根元の部分の黒ずみによる審美不良


メタルコア除去後 黒い変色はメタルコアと差し歯が原因であった


健全歯質が少ないため、審美性と耐久性に優れたファイバーコアで補強


治療後の状態 オールセラミッククラウンによる審美的な回復

リスク 歯が薄いなど歯の状態によっては強い力で歯根破折が起きることがあります。
費用 約2万円X2歯+13万円X2歯

治療例

前歯の差し歯1本が欠けた状態でした。上顎の前歯には保険適用の差し歯(硬質レジン前装冠)が4本あり、一部の歯の根元に黒い変色がみられました。

審美的な改善を希望されたため差し歯を除去したところ、内部は(写真左から)メタルコアが装着された失活歯、健康な歯質が残っている生活歯、レジンコアが装着されたむし歯のある失活歯、レジンコアが装着された変色のある失活歯、という状態でした。

メタルコアやレジンコア、むし歯を取り除いて、耐久性と審美性に優れたファイバーコアで補強し、金属を使用しない被せ物(オールセラミッククラウン)で修復しました。自然で透明感のある前歯を再現することができました。

主訴 差し歯がかけた
治療方法 ファイバーコア&オールセラミッククラウン
治療期間 約4週間


治療前の状態 差し歯の破折や変色による審美不良がみられた


差し歯の除去後 (写真左から)メタルコア、生活歯、レジンコア2本


ファイバーコア治療後 生活歯以外の3本をファイバーコアで補強


治療後の状態 オールセラミッククラウンにより自然な歯を再現した

リスク 歯が薄いなど歯の状態によっては強い力で歯根破折が起きることがあります。
費用 約2万円X3歯+13万円X4歯

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