光加速矯正装置
(オルソパルス)とは?
オルソパルスは、フォトバイオモジュレーション(近赤外線を用いた治療)を利用した治療装置です。マウスピース矯正インビザラインと併用することで、歯の移動促進や治療期間の短縮、痛みの軽減が期待できます。
この治療法は医科の治療では以前から用いられている治療で、豊富なエビデンス(科学的根拠)があります。FDA(アメリカ食品医薬品局)認証済、MDD(欧州医療機器指令)認証済の安全な医療機器ですので、安心して装置を利用していただくことができます。
オルソパルスの波長(850nm)の近赤外光は、細胞の主要なエネルギー源であるATP、細胞の修復に関わる活性酸素、組織への血流を増加させる一酸化窒素に影響を与えます。その影響によって、骨代謝が亢進し、歯の移動の促進や痛みの軽減に効果があります。
当院の院長は、マウスピース矯正インビザラインのファカルティ(公認指導医)であり、オルソパルスを開発・製造しているBiolux社(Biolux Technology GmbH)公認のクリニカルスピーカーも務めておりますので、安心して治療を受けていただけます。
装置を使ってどのような
治療を行うのか?
装置というと大変なイメージがありますが、とても簡単に使用していただけます。その方法は、「1日10分前後装着するだけ」です。
操作も簡単で、装着すると自動的に治療が始まり、治療が終了すると音がなるので、終了タイミングもわかりやすいです。
専用のスマホアプリを
使用するので治療の
管理がしやすい
装置を外したあと、専用のスマホアプリを起ち上げると、自動的に治療記録が反映されます。そうすることにより、医師側も患者様双方が治療経過を視覚的に追うことが出来ます。
オルソパルスの特徴
歯の移動を促進する
近赤外線によって骨代謝(骨のリモデリング)が促進されるため、歯根のスムーズな移動が促されます。
オルソパルスを使用することで、軽度の症例は歯牙移動のスピードアップ(加速矯正)を、難しい治療は歯牙移動の確実性を高めて計画通りに進めることができます。
治療期間が短縮できる
インビザラインはマウスピースを通常7〜10日間ごとに交換しながら治療を進めていきますが、オルソパルスの併用で3~5日ごとに交換できる可能性があります。
また、歯の移動が計画通りに進むことで、マウスピースの追加製作(追加アライナー)の回数が減少し、結果的に短期間で治療を完了できる可能性があります。
※患者様の症状の度合いによって期間が異なります。
痛みが軽減されます
マウスピースを交換すると締めつけ感や歯が押される痛みが多少ありますが、そのようなときに起こる痛みを軽減させることができます。
矯正治療の痛みが心配な方も安心して矯正治療を受けることができます。
安全性が高い
エビデンスが豊富な治療法で、安全性は多くの論文で証明されています。近赤外線は医科の分野で先行して利用されており、矯正歯科の分野でも2015年にオルソパルスが臨床応用されてから現在にいたるまで安全に利用されています。
オルソパルスは、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認証、MDD(欧州医療機器指令)の認証を取得している安全な医療機器ですので、安心して使用していただくことができます。
使いやすく続けやすい
1日の使用時間は約10分、バッテリー内臓のコードレスタイプのため、あらゆるシチュエーションで「ながら使用」ができます。
充電も専用のケースにセットするだけで簡単にできます。
当院で使用している新型オルソパルス2.0は、旧型に比べてバッテリー寿命や防水性、耐久性が向上し、故障率が大幅に減少したため、継続的に使用できます。
症例紹介
光加速矯正装置オルソパルスを使用した症例の一部をご紹介しています。
歯の移動を促進することでマウスピースの追加製作(追加アライナー)が少なくなり、短期間で治療を完了できる可能性があります。
Case 20才男性
Before
After
主訴 | 上下の前歯がガタガタしている |
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治療内容 | マウスピース矯正インビザラインによる非抜歯治療 オルソパルスを1日10分使用していただき、マウスピース矯正で歯並びを改善しました。上下前歯の叢生が短期間で改善し、理想的なスマイルになりました。 マウスピースの追加製作:0回 |
治療期間 | 約5.5ヶ月 |
リスク・副作用 | インビザライン治療は、矯正装置(アライナー)の適切な装着が不可欠です。装着方法や装着時間が適切でない場合、計画通りに歯が移動しない可能性があります。 |
治療費用 | 約900,000円 |
Case 26才女性
Before
After
主訴 | 前歯が出ている |
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治療内容 | マウスピース矯正インビザラインによる非抜歯治療 上下前歯のデコボコと出っ歯(叢生/上顎前突)をマウスピース矯正とオルソパルスを使用して治療しました。下顎前歯の歯肉が薄く、矯正治療で歯茎がさがりやすい(歯肉退縮)タイプの歯並びでしたが、歯肉退縮を引き起こすことなく安全に歯並びを揃えることができました。 マウスピースの追加製作:0回 |
治療期間 | 約1年1ヶ月 |
リスク・副作用 | インビザライン治療は、矯正装置(アライナー)の適切な装着が不可欠です。装着方法や装着時間が適切でない場合、計画通りに歯が移動しない可能性があります。 |
治療費用 | 約900,000円 |
まずは無料相談から
はじめてみませんか?
当院では、矯正治療をお考えの方に向けた無料相談を行っております。
これから治療したい方も、現在治療中の方も光加速矯正装置での治療が可能ですので、お気軽にご連絡ください。